-
面金(台輪)(縦金)(横ひご)【めんがね(だいわ)(たてがね)(よこひご)】について
お顔を守る部分です。
外周部の台輪と、縦方向の縦金、横方向の横ひごにより構成されています。
かつては鉄やステンレス、洋銀などが用いられていましたが、近年は軽量化が進み、ジュラルミン(軽合金)やチタンが主流となっています。傷みやすい部分と修理内容
はじめに、面金が損傷している面は非常に危険ですので絶対に使用しないで下さい。
激しい稽古を重ねると台輪が折れてしまったり、台輪から縦金や横ひごが外れてしまったりします。目視出来る場合もありますが、面淵の内側で損傷してしまい、目視出来ない場合もあります。
面金が損傷してしまうと、面金を叩いた際の反響音が異なるようになります。損傷が目視出来ない場合で、傷んでいる恐れがある際には玄能を用いて確認を行います。
修理の際には一度面を壊し、新たな面金を用いて仕立替えを行います。